無修正動画サイトは違法では?
本題に入る前に「僕が法律を解説するに値する人かどうか?」が問題だと思います。
それについて、僕は法学部卒で、パラリーガル(弁護士法人職員)の実務経験があります。つまり、法律のド素人ではありません。「いや、弁護士でないとダメだ」ということでしたら仕方ないですが…
で、本題ですが、無修正動画を配信しているアダルトサイトが違法かどうかは、立場や環境によります。詳しくは以下のとおりです。
見る側
僕たち見る側は、無修正動画であっても違法ではありません。無修正動画を見たりダウンロードしたりしたところで、何の法律にも触れません。
ただし、児童ポルノにあたるような動画をダウンロードした場合は違法になりますので、この点だけ注意しましょう。
つまり、僕たち見る側にとっての法律問題は、無修正なのかモザイク入りなのかは関係ありません。安心して無修正動画を見まくりましょう。
今後どうなるか?
上記では現状の法律関係を解説しましたが、今後はどうなるか分かりません。
もし規制されるとしたら、法律で規制するのではなく、無修正動画を配信しているアダルトサイトへのアクセスが遮断されるのではないかと考えています。
そう考える理由は、国会議員を動かして法律を立てるまでもなく、行政機関レベルで対応できるような問題だからです。それに、法律で縛るよりも、アクセスを遮断したほうが実効性もあります。事実、著作権侵害の海外サイト(ノンアダルト)については、一部アクセス遮断の措置が取られています。
ただしこれは「もし規制されるとしたら」という仮定の話であって、無修正動画を見ることについては何も規制されない状態が続くと思います。
配信者側
配信者側が違法かどうかは、僕たち見る側にとっては関係ありません。たとえ配信者側が違法に無修正動画を配信していても、見る側は上記のとおり無修正動画でも違法ではありません。
それが前提ですが、配信者側についていうと、日本の管轄内であれば無修正動画を配信することは違法になります。
それに対して、日本の管轄外であれば、その国・地域の法律によって違法か適法かが決まります。このサイトで紹介しているアダルトサイトは、ほとんどが無修正動画が適法な米国カリフォルニア州の法律によって運営されているため、無修正動画でも堂々と配信されています。
⇒ 適法に無修正動画を配信しているアダルトサイト一覧はこちら
モザイクに対する海外の反応
海外で「無修正は違法、モザイク入りは適法」なんて判定基準の国・地域は、僕が知っている限りではありません。「ポルノかどうか?」が判定基準の国・地域はありますけどね。
なので海外の人から見たら、局部にモザイクが入っているポルノ動画なんて意味不明です。僕のアメリカ人の友達も「ポルノ動画にモザイクを入れて何の意味があるの?」と不思議そうでした。
無修正動画が違法なんて法律はない
実は日本にも「無修正動画は違法、モザイク入りは適法」なんて明文化された法律はありません。刑法のわいせつ物にあたるかどうかの判定基準として「無修正動画はわいせつ物にあたり違法」という実務的運用がなされているだけです。
ちなみに、かつて「日本ビデオ倫理協会」という警察の天下り団体がありました。ここでわいせつ物にあたるかどうかを審査していました。そのため、警察OBに仕事を与えるのために上記のような実務的運用がなされていた、なんて話もあります。当時は「モザイク利権」なんて言われ方もしていましたね。
日本ビデオ倫理協会はもう解散していますが、AVのようなピンクなテーマが規制緩和されることはありませんから、日本では今後も無修正動画の配信への規制は続くでしょう。