【コラム第3回】ChuChu閉鎖について思うこと(2013.08.03)
女性のためのアダルトサイト「ChuChu」(チュチュ)が2013年7月31日をもって閉鎖されました。
料金が1か月1980円と安かったことと、女性目線・男優中心という新たな試みで作られたアダルトサイトということで、僕も様子見で入会していました。
このサイトでは紹介しなかったサイトでしたが、評価するなら5点中3点くらいです。
閉鎖理由は?
僕が考えるに、閉鎖になった理由は以下の点にあると思います。
認知度を上げる前に力尽きた
新しい試みは、その認知度を上げることに時間と費用がかかります。
たとえば、今では有名な「青汁」でも、認知度を上げるのに時間と費用がかかっています。八名信夫さんの「まずい!もう一杯!」のCMでブレイクしましたが、それ以前から認知度向上のための大変な苦労があったようです。
青汁は見事に認知度をあげましたが、ChuChuは認知度を上げる前に力尽きた印象があります。
適切な男優が揃わなかった
女性目線で見て格好いい男優を多く出演させることができなかった印象があります。そもそもイケメンで顔出しOKの男優となると限られてくるので、適切な男優を揃えるのが難しい環境だったと思います。
男目線の借り物動画が多かった
オープンしたてのサイトの場合、他のアダルトサイトからの借り物動画が多いのは仕方ないです。しかし、女性目線のサイトというわりには、借りてきた動画は男目線の作品ばかりでした。特に一本道からの借用が多かった印象ですが、一本道は完全に男性用サイトです。
まあ、女性目線の動画を探し出すこと自体が難しいことなのでしょう。
こういったことがあり、残念ながら閉鎖になったのかなあと思います。
しかしながら、女性向けアダルトサイトという新しい試みでがんばられたことは、業界発展のために必要なことだったでしょう。
1つ言うなら、2012年9月の開設なので、まだ1年も経っておらず、もう少し長めにテストできなかったものかと思います。