【コラム第22回】21歳com閉鎖について思うこと(2016.02.15)
このサイトでも評価対象にしていたオールジャンル系サイト「21歳com」が、2016年2月11日に突然アクセスできなくなったことを確認しました(上の画像のページが表示されます)。2月上旬まではアクセスできていましたが。
数日間様子を見ましたが、復活する気配はありません。これは、サーバーダウンなどの技術的な問題ではなく、閉鎖と見ていいと思います。
21歳comに関しては、21歳comは安全?のページに記したとおり、入会をお勧めしていないサイトでした。お勧めしなかった理由を一言でいえば、他サイトの動画を無許可で配信していたサイトだったからです。僕の評価を信じた方は、入会することは無かったと思います。
なぜ閉鎖になったのか?
実際の事情はよくわかりませんが、僕が知っていることは、以下の内容です。
21歳comでは「つゆダク」というタイトルで、TOKYO-HOT作品を配信していました。この記事を書いている時点では、TOKYO-HOTは他社での配信を許可することがないため、21歳comは無許可配信だったことは明らかでした。以前、TOKYO-HOTのトップページにも、21歳comが無許可で配信している旨が記載されていたことがありましたしね。
そんな状況の中、昨年、TOKYO-HOTが自社の動画を無許可で配信するサイトに対して、本気で対処し始めるという話を耳にしました。
もしかしたら、その対処が効いて突然閉鎖したのかもしれません。
また、21歳comのサイトはデザインが古臭く、リニューアルもされませんでした。
ですので、今後の発展的なサイト運営をする気が無いようにも見えました。
ここいらでやめてやろうって感じだったかもしれません。
その他、この僕のサイトでも入会をお勧めしていませんでしたから、それもほんのちょっとは影響があったかもしれません。
自分で言うのもアレですが、このサイトは影響力が結構あるみたいです。特に、他の多くの比較サイト制作者さんがこのサイトを入念に参考にしているという話は、多方面から聞きます(なので、このサイトと内容・構成がそっくりのサイトがたくさんあります)。
クレジットカードで入会した方はどうする?
21歳comの決済方法は、クレジットカードのみでした。この場合、突然閉鎖してしまうと、ユーザー側では退会処理ができません。なぜなら、退会ページもろとも閉鎖されてしまうからです。
ということは、毎月の課金を止める手段がなくなってしまうわけですが...
この場合どうするか?
基本的には自動で課金が止まりますが、念のため自分でクレジットカード会社に連絡したほうがいいです。
21歳comの場合、カード明細は「Magicnet」または「TMP cs@tmpbill.com」と記載されている(2013年時点の情報です)と思いますが、「退会できない状態なので、万が一その請求先からの課金があった場合は止めてください」という感じで話してみましょう。
ただし、「カード破棄が確実です」とカード会社から言われてしまうケースもあります。
正当なサイトの閉鎖方法
21歳comのような月額会員サイトを閉鎖する場合、以下の順序を経て正式閉鎖するのがきれいなやり方です。
1.閉鎖日の予告
トップページや入会案内ページで「○年○月○日に閉鎖予定です」という予告がなされます。
2.長期プランの受付停止
たとえば、2016年3月31日に閉鎖予定であれば、90日プランの申込は2016年1月1日までになります。1月2日以降は90日プランが申し込めなくなります。
3.入会受付および継続課金停止
閉鎖30日前になると、30日プランへの申込もできなくなり、入会自体ができなくなります。それと同時に、会員期間の更新も行われなくなるため、退会処理をせずとも、自動的に継続課金が止まります。
4.閉鎖および閉鎖のあいさつ
閉鎖後は、一定期間、閉鎖した旨の表示が行われます。
アダルトサイト運営は、企業が行っているビジネスですので、始まりがあれば、終わりもあります。
その点、一番きれいにサイトを閉鎖させているのは、DTI系サイトです。そのようなあたりも、DTI系サイトが信頼できる要因の1つです。