【コラム第50回】主力無修正動画サイトのダウンロード不可への対応策(2022.06.01)
【追記】状況変更に伴い、アップデート記事を書きました。
⇒ 新・ダウンロード不可への対応策(2023.04.25)
僕はこのコラムを書いている時点で無修正動画サイト歴21年ですが、今、その中で一番大きいとも思える大激震が起こっています。
それは、主力の無修正動画サイトで次々とダウンロードできない仕様に変更されていることです。視聴方法がストリーミング再生しかなくなっているのです。
この仕様変更は、カリビアンコムプレミアム(単品販売サイト)の日替わり1ドル動画を皮切りに、素人サイトナンバーワンの天然むすめ、おもしろ企画で評判が高かったムラムラってくる素人、熟女サイトナンバーワンのパコパコママ、長年無修正動画サイト界のトップクラスを走ってきた一本道、そして無修正動画サイト界の大横綱カリビアンコム、さらに真のオールジャンルサイトのHEYZOにまで波及しました。
(以下、これらのサイトをまとめて「ダウンロード不可サイト」といいます)
なお、ダウンロード不可サイトにおいても、過去に販売されていたダウンロードプランに入会して継続している会員は、今でもダウンロードできます。今後、新規に入会する場合はダウンロードできない状態です。
ダウンロード不可になった背景
ストリーミング再生の時代になったから
「今はスマホやタブレットで観ているからダウンロードしてないよ」という方は多いのではないでしょうか。やはり、スマホ・タブレット本体や通信回線の発達によって、ダウンロードよりもストリーミング再生での利用が多くなってきていることは確実です。
また、スマホ全盛の時代になってきてから、手元にデータを置く習慣がない方も増えていると思います。あるいは、保存容量の少ないスマホを使っている方もいらっしゃると思います。
そのような状況なら、運営側はストリーミング再生に注力するという考え方はあるでしょう。そして、ダウンロードできない代わりに安い料金プランを充実することで、時代の流れに合わせつつ利用者を増やしたいということもあるでしょう。
ただ個人的には、料金が高くてもいいのでダウンロードプランを残しておいてほしかったですね。保存容量が十分なPCで観ている方も結構いると思うのですが‥
バランスを取った
過去のコラムでも書きましたが、実は2016年くらいから、中の人の間で、「固定料金でたくさんダウンロードできてしまうなんて、大盤振る舞いすぎやしないか」「ダウンロードは別料金にすべきではないか」といった意見が出ていたと聞いています。
中立な立場で考えれば、その通りだと思います。明らかにユーザー有利なプラン内容でした。そのため、プラン内容のバランスを取ったのではないかと思いました。
値上げの正当化の一環
前提として、ダウンロード不可サイトを運営しているのは、すべてDTI社という米国企業です。なので米国の事情を見ていく必要があります。
1つ目は、デフレ基調の日本とは違い、米国はインフレ基調(ゆるやかな物価上昇が続いている)です。そのインフレ基調の中、ダウンロード不可サイトは長らく値上げなしでやってきました。他の物は値段がどんどん上がっているのに、ダウンロード不可サイトは値段がそのままですから、他の物と比較すると年々安くなっている状態です。さらに最近は、割引クーポンが発行される頻度も高くなっていましたので、実質的には値下げして運営されているようなものでした。
2つ目は、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、現在の米国は歴史的な高インフレが猛威を振るい、物やサービスの値段が急激に上昇しています。
つまり、「ゆるやかに物価上昇する環境なので長年の価格すえ置きは厳しい中、近況の急激な物価上昇がトドメとなった」ということです。そのような事情を考えれば、値上げしないと運営が苦しいでしょう。しかし、上記の事情を知っているユーザーは少数派でしょうし、単純な値上げともなるとユーザーの心理的抵抗も大きいわけです。
そこで、実質的な値上げの一環として、ダウンロードという大きなサービスを削って、料金は少し下げる形を取ったのでは、という気がしています。たとえて言うなら、1袋100グラムのポテトチップスを60グラムにして、値段を2割下げているようなイメージです。それなら見た目は値上げに見えないので、ストリーミング再生のみで利用しているユーザーには受け入れられますよね。
違法アップロード対策
長年の問題として、著作権侵害の違法サイトへのアップロード問題があります。その違法アップロードをするには、まずは配信元から動画をダウンロードする必要がありますが、配信元がダウンロード不可とすれば、簡単には違法アップロードできなくなります。
そのような違法アップロード対策の一環でもあるのかな、とは感じます。実はこの下で紹介するとおりダウンロードする方法はあるのですが、カリビアンコム等の主力無修正動画サイトでダウンロードできなくすることにより、一定程度の抑止力はあると思います。
ダウンロード不可への対応策
ダウンロードできなくなった現状を嘆くだけでは、何も解決しません。なのでここでは、ダウンロード不可への対応策として、他サイトの利用を検討してみます。
カリビアンコムプレミアムを利用
関係者に問い合わせたところ、ダウンロード不可サイトの新作はすべてカリビアンコムプレミアムでダウンロード配信していく予定とのことです。新作が配信された同日から数日後にはカリビアンコムプレミアムでも配信していくそうです。なので、最も王道の対応策は、カリビアンコムプレミアムでのダウンロードになります。
ただし、カリビアンコムプレミアムは単品販売制であり、1本あたり日本円で2000円から4000円くらいが別途必要になります。それなりの金額の出費になりますので積極的にはおすすめしませんが、ものすごく気に入った作品があった場合に利用するのが良いと思います。
⇒「カリビアンコムプレミアム」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
Hey動画を利用
Hey動画も単品販売サイトです。新作は上記のカリビアンコムプレミアムのほうが手に入れやすいですが、旧作に関してはHey動画のほうが豊富です。
ダウンロードしたい動画がカリビアンコムプレミアムでは配信していない場合はHey動画で探してみてください。
【2023年4月追記】
Hey動画でもダウンロード不可サイトの動画がダウンロードできなくなりました。
⇒「Hey動画」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
Pikkurを利用
可能な限り安くダウンロードしたいと考えるなら、Pikkurが第一候補です。
もともとはオリジナル配信もしていたオールジャンルサイトでしたが、DTI社に買収されてからは、カリビアンコム、一本道、HEYZOそれぞれの過去動画の一部を配信するサイトになりました。Pikkurなら月額の定額制でダウンロードできますので、単品販売サイトで買うよりも安上がりです。
ただし、ダウンロード不可サイトで新作として配信されたあと、数か月経過してから配信されるため、最新作を観ることはできません。
⇒「Pikkur」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
素人系動画を定額制でダウンロードしたいならエッチな4610
ダウンロード不可サイトの動画をダウンロードする方法ではありませんが、素人系動画を定額制でお得にダウンロードしたい場合はエッチな4610が第一候補でしょう。
ダウンロード不可になった天然むすめとは作風が違い、「インタビューからエッチ」というワンパターンですが、素朴な作りが素人の魅力を引き出している良質サイトです。素人系動画にありがちなマスクで顔を隠すこともないですし、確実に無修正で中出し作品多数なので、おすすめできます。
入会される場合は、ぜひ過去作品も掘り出してください。個人的には過去作品のほうが良作が多いサイトだと感じます。
⇒「エッチな4610」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
熟女系動画を定額制でダウンロードしたいならエッチな0930と人妻斬り
こちらもダウンロード不可サイトの動画をダウンロードする方法ではありませんが、熟女系動画を定額制でお得にダウンロードしたい場合はエッチな0930と人妻斬りをおすすめします。
ダウンロード不可になったパコパコママとは作風が違い、「インタビューからエッチ」というワンパターンですが、両サイトとも長年安定運営されている人気サイトですし、確実に無修正で中出し作品多数なので、おすすめできます。
⇒「エッチな0930」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
⇒「人妻斬り」評判レビューはこちら(別枠で開きます)
今後の予測
ダウンロード不可サイトは、すべてDTI社のサイトです。このダウンロード不可の流れが他社サイトに波及するかを予想すると、遠い将来はわかりませんが、近い将来は波及しないと思います。なぜなら、ダウンロードできることがDTI社との差別化になるからです。とはいえ、無修正動画サイト界の主要サイトはほとんどDTI社運営なのですが‥
次に、DTI社のサイトでさらにダウンロード不可の流れが波及するのかについてですが、現時点では確定的な情報はありません。とはいえ、大きな影響力を持っているサイトについては一通り仕様変更が終了している状況です。
以上のことから、一連のダウンロードプラン販売終了に関する無修正動画サイト界への大きな影響としては、ここで一区切りになるでしょう。個人的には、金8天国、エッチな4610、エッチな0930、人妻斬り、女体のしんぴ、レズのしんぴあたりが仕様変更されるのか注目しています。