【コラム第61回】2025年の無修正動画サイト界の展望(2025.01.01)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年一発目のコラムですが、今年の無修正動画サイト界の展望です。近年は毎年書いているテーマですね。
2024年の振り返り
2022年からから振り返ると、その年はダウンロード不可になった無修正動画サイトが続出し、料金プランも大幅に変更され、激動の年でした。それと比較すれば、2023年は激動というほどの動きはなく、2024年はほぼ無風でした。
なお、FC2配信者の逮捕やアカウント閉鎖は平常運転なので、悪いニュースにカウントしません。2024年はFC2の創設者が逮捕されたりもしましたが、それ以降もFC2のプラットフォームは何ら変わることなく運営されています。
メジャーサイト
ここでは、カリビアンコム、一本道、HEYZO、天然むすめ、パコパコママの5サイトをメジャーサイトと呼びますが、近況は過去作品の活用が強く意識されてきているように感じます。具体的には以下のような変化です。
■デジタルリマスター版の配信
カリビアンコムにおいて、AIリマスターの配信が開始されました。
過去の人気作品を、現代のAI技術で高画質に仕上げて再配信する内容です。
2024年にカリビアンコムが目玉として出してきたのは、及川奈央さんの無修正動画AIリマスターです。今や表舞台のタレントとして活躍中の女優さんの無修正動画です。これを綺麗な状態で観られるのは、かなり貴重ではないでしょうか。
■単純な再配信も増えた
カリビアンコム、一本道、HEYZOの間での再配信(たとえばカリビアンコムで配信された作品が一本道でも配信されるなど)が結構増えた印象です。僕みたいにメジャーサイトすべてに入会している人としては、ありがたくはないですね。
天然むすめに関しては、ムラムラってくる素人の過去作品を再配信することが増えた印象です。これに関してはあっても良いかなと思っています。ムラムラってくる素人の過去作品は企画をかなり練りこんだ意欲作が多いので、僕はその当時の制作者をリスペクトしています。
メジャーサイト以外
2024年12月上旬に「レズのしんぴ」が閉鎖されるとの情報が入ってきました。これは本当に残念でした。この件の詳しいこと・考察は【コラム第60回】レズのしんぴ閉鎖について思うことに書いてあります。
あと、我らがTOKYO-HOT(東京熱)に関しては、過去にFC2で配信された素人系動画の取り扱いが結構増えました。これは歓迎できる動きだと思います。
ダウンロード復活の動きも
2024年で個人的に一番驚いた出来事はこれです。
一度はダウンロード不可の仕様に変更されたHey動画ですが、なんと一部の動画がダウンロード可能になりました。
これらの動画がダウンロード可能になった理由はわかりませんが、きっとユーザーからの強い要望がたくさん届いたのではないかと想像します。とにかくユーザーに選択肢が増えるのは良いことですね。
ライブチャットサイト
昨年は、日本人視点で見るとSTRIPCHATが勢いを増しました。もともとは外国人専用サイトでしたが、2022年ころから日本人スタッフを採用して、日本人向けにもやっていこうと力を入れています。
それで昨年は、なんとモザイクAVにしか出演していない日本の女優さんが、STRIPCHATで無修正出演を果たしました。
たとえば「Riri__oo」の名前で出演しているのは、辻いまるさんですね。
この記事を書いている時点では、STRIPCHAT公式ページにて「Riri__oo」で検索すると出てきます。
辻いまるさんはカリビアンコムなどの無修正AV動画には出演しておらず、モザイク作品だけのAV出演です。そういう女優さんが、STRIPCHATで無修正で出演していたりするんですね。
そんな感じで、昨年はSTRIPCHATが急激に伸びた年でした。
2025年の展望
無修正動画の月額サイトはDTIグループの寡占
無修正動画サイト界においては、よほど大きな事件でも起こらない限り、今年も変わらずにDTIグループの一強でしょう。というか、ここ数年は無修正動画を月額制で提供してくれる会社が全然出てきません。なのでDTIグループの寡占状態といって良いです。
過去作品の活用は今年も続く
上記のメジャーサイトで過去作品の活用が多くなる傾向は、今年も続くと思います。長年観てきた僕としては、年々、モデル不足・制作者不足になっていることをヒシヒシ感じています。AIリマスターなど工夫を凝らしての再配信は、配信頻度を維持するための策とも言えるでしょう。
これからの時代、僕みたいにメジャーサイトすべてに入会する必要は無くなったのかもしれません。つまり、1つのサイトにだけ入会すれば概ね足りる、お財布にやさしい状態になっていくとも考えられます。
我らがTOKYO-HOTに関しては、少なくともオリジナル新作が出てこないのは中の人に確認済みです。なので、「他社制作作品を膨大に集めてくる」という近年の方針は今年も続くと思われます。
単品販売でいえば、DTIグループのHey動画以外ではFC2コンテンツマーケットも相変わらず強いと思います。ただしFC2は「配信者vs警察」という図式がずっと続いていますので、大型人気配信者が消える・配信が止まる、クレジットカード決済ができなくなる等で勢いが落ちることはあるかもしれません。
ライブチャットサイトは「DXLIVE対STRIPCHAT」のガチンコ勝負
ライブチャットサイトに関して、2023年の途中まではDXLIVEの一強だと言ってきました。しかし、今はSTRIPCHATが台頭し、今年はこの2サイトのガチンコ勝負です。無修正推しの僕から言わせれば、その2つのサイト以外は見なくてOKです。
STRIPCHATは経営母体が大きな会社であり、本気を出して日本市場を取りに来ています。STRIPCHATの中の人からは、日本市場を取るための営業努力について話を聞いています。その話は、STRIPCHAT(ストリップチャット)は安全? 評判レビュー 口コミ 入会体験談のページに書いてあります。
個人的なことを言えば、僕はDXLIVE派です。しかしながら、STRIPCHATは無料で使える範囲がとても広く、正直言って魅力に感じています。
以上が、僕が2025年元日時点で考える今年の展望です。
今年も無修正動画や無修正ライブチャットを楽しみまくりましょう!